アンティークの装飾、デザインに用いられる多年草の花。
べトナムのダラットという街は花の都として知られています。
この街がなぜアンティークとの関わる地なのかというと、それは19世紀から20世紀にかけて、フランスの植民地だった60年間の歴史があるからです。その当時、この地は「ル・プティ・パリ」と持て囃され植民地における小さなパリと名づけられていました。当時のアジア圏に住むヨーロピアンに絶大な支持を得ていた極上の避暑地でもあり、ベトナムでも有数のリゾート地として栄えています。
みなさんも是非足を運んでみてください。
ローリエ ラウンドケース
1,470yen(in tax)
ブロカントグレー アンティチョーク
3,360yen(in tax)
ヨーロッパの貴族に親しまれ建築の技術の大きな進歩ともなったアーティチョークのモチーフはあまり、日本には馴染みのないもの。主に手すりや柱のトップに置かれモダンクラシックなヨーロッパの建築様式を象徴する装飾です。
私がカンボジアに行ったときにアンコールワットで有名なシェムレアップの地もかつてのフランスの植民地であります。それゆえ、シェムレアップの街にはフランス人が営むカフェや雑貨店が川沿いに立ち並び、多くの観光客でにぎわっています。
いま、かつての植民地といわれるアジアには、多くのヨーロッパ文化を取り入れる風潮が芽生え、歴史的な背景とは別に、家具や、雑貨などの商業において大きな発展を迎え始めています。多くのフランス人をはじめとする欧州の民は今、アジアを大きな活躍の場として足を運び、その良さや伝統をアジアで広く提供しています。私たちが扱うアンティーク調に装飾を施したものの多くは今、欧米のメーカーやデザイナーによって、このアジア圏で制作され私たちの国、日本にも輸入されているのです。
Colum by BonBoni
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